よしざわ社労士・社会福祉士事務所

ヒストリー

  • HOME »
  • ヒストリー

管理者・従業員がともに気持ちよく働ける介護事業所の
労働環境の充実を目指して!

~私が介護特化型社会保険労務士を目指すまで~

私が社会保険労務士を目指すきっかけとなったのは、前職、すなわち介護老人保健施設での人事・労務管理業務に約12年携わったことでした。

私は会計事務所など経験した後、改めて学生に戻り、福祉系大学を卒業したのと同時に社会福祉士という国家資格を取得して、資格を活かす業務として支援相談員になるつもりで入職いたしました。面接でも概ねそういった希望を伝えさせていただいた上で、内定をいただいたつもりでおりました。不安と緊張の入り混じった複雑な心境での初出勤の日でしたが、「せっかく仕事を辞めて、福祉大学に入り直してまで福祉の職場に就いたんだ。やってやるぞ!」と意気込んで施設に乗り込みました。

ところが、いざ入職してみると、支援相談員は現在人員が足りているし、支援相談員というのは最初からはなれないんだ。君は会計事務所にいたんだから事務所の配属になってくれ、とまったく寝耳に水の提案?業務命令?を受けました。その当時、当施設には労働契約書も無く、随分な労務管理をしていたものだ、と後々気付くことになります。当然、これでは話が違うから辞めようという考えも浮かびましたが、入職したばっかりで、すぐに退職というのは、気恥ずかしさや世間体、あるいは今後の就職活動の手間、さらに就職活動で退職理由を話しても分って頂けるだろうか、よそに行ってもやっぱり最初から支援相談員になれないのは一緒ではないか、などが頭をよぎり、どうしても決心出来ませんでした。

とりあえず事務職員としてやれるだけやってみようという私を待っていたのは、給与計算、労務管理や社会保険担当でした。「会計事務所にいたから分かるよね?」というのが理由だったようです。確かに税金と社会保険あるいは経理と人事・労務は隣接分野でありますが、あくまでも似て非なる者であり、私は社会保険のことも労働保険のことも労働基準法も労災の手続き何も知りませんでした。恥ずかしながら介護保険法も知らなかったのですが..。しかも前任者がすでに退職しており、誰もキチンと教えてくれる人がいなかったのです。

最低限度のことを書籍で調べたり役所に確認しながら、業務はなんとか回しましたが、いろんな事が少しずつ分かり始めると次第に仕事が面白くなり、もっとしっかり勉強してみたいという気持ちが徐々に芽生えてきたのです。いろいろ調べていくうちに社会保険労務士という資格があることを知り、社会保険労務士の勉強をすることが私がすべき業務をすべて網羅するものなんだと知りました。これは社会保険労務士の勉強をするしかない、と働きながら夜に学校に通う決意をしました。もうこの頃には支援相談員をやりたいという気持ちは微塵もありませんでした。

今思うと、この無茶な人員配置が私の運命を変えたのだから、人生なんて分からないものです。
勉強を始めた当初、合格率の大変厳しい試験だということも知っており、資格取得という部分は初めは考えていませんでした。 社会保険労務士の勉強を通して、業務を進めていく上でのスキルアップにつながればいいという思いしかありませんでした。

しかし、勉強を進めていくとやはり結果としての資格が欲しくなってきたのです。次第に勉強に熱が入り、仕事が終わった夜、そして休日は朝から晩まで学校の自習室や喫茶店で勉強しました。なかなか要領も悪かったせいか、あるいは努力が足りなかったせいか、三度目の受験でやっと合格しました。

受験勉強と並行して行っている施設での人事・労務管理の実務も順調に覚え、自分はこういう仕事が好きなんだ。そして資格を取得したら、本格的に社会保険労務士として勝負したいなあ。と思うようになっておりました。その反面、円満退職ばかりでは無かったので、福祉施設での人事・労務管理の大変さも身に染みて分かるようになってきました。よくある退職にまつわるトラブルです。しかしそういった経験をして、なおさらトラブルにならない退職についても、勉強してみたいと思うようになってきました。福祉分野はまさに「人」で成り立っている業界です。にもかかわらず、ずさんな労務管理をしている事業所が数多くある、あるいは労働基準法に抵触してしまっているという噂もよく耳にします。福祉に携わる人は高齢者が好きで、高齢者の笑顔が見たくて、高齢者から「ありがとう」と言ってもらいたくて、誰かの役に立ちたくて、仕事を始めた方が多いのではないかと思うのです。私が知る限り、そういうすばらしい職員がたくさんいらっしゃいました。

その一方、業務があまりにも忙しく、そもそも人事や労務担当の部署も無く、何が労働基準法に抵触しているのかの情報も無い事業所がほとんどなのではないか、とも思うのです。私だって前段の部分で触れたように、施設に入職する際に労働契約書を頂かなかった訳ですから....。

~社会保険労務士として今後の介護業界にいかに役に立てるか~

そのような環境の中、従業員は疲弊し、離職率は他業界と比べても高い数字を示しております。さらに、高齢化の急速な高まり、すなわち需要の急速な高まりにより、2025年には介護労働者が今より100万人必要だという説もあります。

離職率がこれほど高いのに、今より100万人も介護労働者が必要なのでは、今後日本の福祉業界全体に介護者不足が訪れるのは目に見えております。これ以上の離職率に歯止めをかけなければ、日本の介護は大変なことになります。もっともっと「人」の管理に気を配らなければなりません。

そしてもっと管理者も従業員も働きやすい環境、気持ちよく働ける環境を整備しなければなりません。これからの介護事業所は従業員が気持ちよく働ける施設・事業所でなければ職員はどんどん離れていきます。ただし、これはいわゆる「なあなあ」な職場、いい加減な職場にするのとは全く違います。コンプライアンスをしっかり守りながらやるべきことはしっかりやる。その上で、楽しい職場(人間関係良好、仕事内容充実、自らが成長できる)でなければいけません。

私は介護業界ほど社会保険労務士が貢献できる業界は無いと思っております。
離職率の原因の多くは過酷な労働条件、評価、賃金、教育訓練などがあります。社会保険労務士はまさに人事・労務管理の分野の専門家です。

社会保険労務士は助成金の専門家でもありますが、介護業界には他業界以上に使える助成金があり、助成金を使ってコストを軽減することも可能です。もちろん、社会保険労務士だけが頑張っても駄目です。施設長、従業員みんなで「ご機嫌な職場」を作るように努力しなければなりません。しかしながら、先ほども触れたように多くの事業所は本業の方で手一杯でとても従業員の労働環境の向上ましてや様々労働法の改正などとても目が行き届きません。しかしながら、次から次へと法改正はやってまいります。失礼ながら、多くの介護事業所は介護保険法の改正だけでも限界なのではないでしょうか。社会保険労務士は制度・法律の専門家でもありますから、様々な知識を駆使して人事・労務管理の面から今より福祉事業所がよくなる提案がいろいろできるはずです。また、平成24年度の介護保険法改正により、労働基準法の罰金刑・懲役刑を受けた介護事業所は指定取り消しになってしまう可能性があります。

~介護業界での人事労務はお任せください~

私の強みは介護業界で生の人事労務管理をしてきた事です。そして介護労働者の生の声をたくさん聞いてまいりました。また、事務部門の責任者として介護報酬請求、実地指導対応、行政機関対応をしてまいりました。社会保険労務士という枠にとらわれず、私がこれまで得てきた知識・経験を多くの事業所に提案をさせていただきたいのです。そして、管理者、従業員、利用者すべての方が笑顔になれるお手伝いをさせていただきたいと思っております。これからの日本にとって「介護」というキーワードは国民全員で取り組まなければいけない超重要課題です。私は日本全体を少しでも多く笑顔にすることに貢献したいと思っております。

保有資格

特定社会保険労務士
社会福祉士
第1種衛生管理者
八王子市社会福祉審議会 高齢者福祉分科会委員
東京都介護労働安定センター雇用管理アドバイザー
医療福祉接遇マナーインストラクター

よしざわ社労士・社会福祉士事務所 特定社会保険労務士 吉澤 努

PAGETOP
Copyright © よしざわ社労士・社会福祉士事務所 All Rights Reserved.