img035平成29年5月25日(木)練馬区立区民・産業プラザ研修室にて、練馬ビジネスサポートセンター主催、東京都よろず支援拠点共催の事業者向けセミナー、「急成長介護事業者が語る『新たな介護ビジネスの展開』」が開催され、出席いたしました。
皆さまご存知の通り、介護業界は新総合事業への移行が進み、公的介護保険制度に頼らない独自の顧客開拓とサービス開発力が求められる「ネクストステージ」を迎えています。
今回はこのような時代背景の中、非常にたくましく様々な保険外サービスを開発し、急成長を遂げている株式会社カレア 代表取締役 田口 善彦様を講師に迎え、新たな介護ビジネスの展開についてお話いただきました。
改めて申し上げるまでもなく、介護保険制度は、改正のたびに報酬減を行っております。「制度の持続可能性」という言葉まで出て来るようになり、大変先行き不透明な状態になりつつあります。介護事業者にとって、介護保険制度だけに頼った経営をしていくことは、非常に危険な状況になりつつあります。個人的な見解としては、「軽度者」は保険外サービス、「中重度者」は介護保険制度での対応と、しっかりと対応を分けていくことが重要だと思います。
保険外サービスと一口に言ってもなかなかよいアイデアは浮かんでこないという部分もあろうかと思いますが、それでもこれからは自らが積極的にサービスを開発する必要があるでしょう。また、独自で開発する事が出来なければ、他社のノウハウを買うという部分も必要だと思います。
平成28年3月には、厚生労働省・経済産業省・農林水産省の三省合同で「保険外サービス活用ガイドブック」も策定されました。
こういった情報もヒントになるかもしれません。
まだまだ業界としては保険外サービスに関しては試行錯誤ですが、株式会社カレア様は大変なご苦労の中、すばらしい保険外サービスをたくさん開発されました。すぐに取り入れられそうなものから、場合によっては、ノウハウを買った方が早いかもしれない、というものまで、私も良いヒントをたくさんいただきました。
介護保険制度と考えてしまうと、先行きは暗いものになってしまいますが、高齢者市場ととらえると、これからマーケットは大変な爆発を起こします。本来介護事業者は高齢者との長期にわたる触れあいの中で様々な経験を積んで来ており、大変なアドバンテージを持っているはずです。「高齢者が望むもの(事)は何だろう」「介護予防とよく言われるけど、どのような事をしたら、より効果があるだろう」「どのようにしたら高齢者に楽しんでいただけるだろう」というアイデアは本来一番たくさん持っているはずです。田口善彦社長のお話を伺い、やり方によってはチャンスは無限大なのでは、という大きな期待を抱かせていただきました。
非常に多くの刺激をいただいた2時間になりました。本当にありがとうございました。

八王子市の介護経営に強い社労士(社会保険労務士)よしざわ社労士・社会福祉士事務所 吉澤 努