平成29年2月17日金曜日 八王子市役所会議室にて、平成28年度第5回 八王子市社会福祉審議会 高齢者福祉専門分科会が開催され、市民委員として出席いたしました。
様々な議題や報告がございましたが、私が特に気になったのは総合事業についての報告でした。
まず、訪問型サービスB(住民主体)の実施状況について報告がありました。
八王子市では平成28年11月から随時応募団体による訪問型サービスB(住民主体)の提供が開始されており、その中で利用者アンケートや意見交換が行われ、課題が洗い出されてきました。今回はその報告となります。
サービス内容としては、通常のホームヘルプサービスでは提供できない屋外の作業が大半を占めている。地域の担い手の中には専門的な技術を有している場合もあり、水漏れや屋根の修理、障子の張替えなど、安心できる住環境を維持する為に多様なサービスを提供しているとこのこと。(電球交換や見守りなどの軽度な支援もニーズが高い)
住民の方からサービス提供を受けることについて、利用者の半数以上が、地域とつながりを持ち、見守られているような安心感があると回答している。
一方、課題としては、
対象者が拡大すると人件費や物品購入費等も多くかかり、継続した運営が難しくなる。(運営費に充てる財政支援を行政に期待)
団体メンバーも高齢化が進んであり、続けることに不安があるとのこと。世代交代が一番の課題。
パソコンを使えるボランティアも少なく、難しい事務作業は対応しづらい。
などの報告がございました。
これに対し八王子市としては、安定かつ継続した運営に活用するための「運営支援補助金」を創設し、団体活動を支援するとともに、安全なサービス提供のための研修や意識啓発の周知活動を行う、とのこと。

また通所型サービスB(住民主体)については、平成29年度前半に、住民主体による通いの場の実績がある団体を公募し、通所型サービスBの評価・検証事業として実施し、今後の実施方針を決めるそうです。
通所型サービスC(短期集中予防サービス)についても、平成29年6月から平成30年3月まで、試行期間を設け、実施方針の決定・周知を行うとのことです。

まだまだ試行的な部分が大きく、他の市町村の動きなども参考にしながら、形を作っていくイメージのように感じました。今後の動向を注視していきたいと思います。

八王子市の介護経営に強い社労士(社会保険労務士)よしざわ社労士・社会福祉士事務所 吉澤 努