平成28年4月12日火曜日、TKP市ヶ谷カンファレンスセンターにて中小企業福祉事業団主催の「デジタル社会の社労士ビジネス~我々はどんなビジネスモデルを描くのか?~」という特別勉強会が開催され、出席いたしました。
講師は東京都社会保険労務士会 理事であり、全国社会保険労務士会連合会 参与である大ベテランの大野実先生でした。
社会全体でデジタル化が怒涛の如く押し寄せ、社会全体がビジネスモデルの変容に追い込まれていく現在や近未来に、我々社会保険労務士はどのような立ち位置で事業を営んでいったら良いのか、また、弁護士業界や税理士業界等もどのように変わっていこうとしているのか、という事について解説していただきました。
来るべき未来は「過去の延長線上にはない」という言葉を頂戴し、あらためて、その通りだと実感いたしました。と同時に「これから先も安泰」と言い切れる企業はほとんどない。という現実に多少の不安も覚えました。
しかし、我々「人・労働」に関する専門家としては、形態を変えつつも、しっかりと社会の役に立っていかなければなりませんし、いくらデジタル化が進んでも、「人・労働」に関する分野の仕事が無くなっていくことはない、と信じております。
また、後半では経営労務診断の話もしていただきました。
介護業界としては、社会福祉法人に経営労務監査が義務付けられる、という話も入ってきているので、今後の動向や経営労務診断についてももっと深堀し、しっかりと自分の武器にしていく必要性を感じました。
デジタル社会の社労士ビジネス
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