研修
平成28年2月24日水曜日、立川市にあるパレスホテル立川で東京都社会保険労務士会多摩統括支部の必須研修会が開催されました。
テーマは「障害者差別解消法施行に向けての対応」でした。
平成28年4月1日から「障害者差別解消法」が施行されます。そもそも「障害者差別解消法」とはどのような法律なのか、また、社会保険労務士として、この法律にどのように向き合っていけば良いのかなどについて、専修大学法学部の長谷川聡准教授が講師を務めて下さいました。
長谷川先生の講義自体は分かりやすかったのですが、私にはそもそも「障害者差別解消法」という法律をあえて制定する国の意図がイマイチつかめませんでした。
「障害者差別解消法」に定められている「合理的配慮」については、内容がほとんど抽象的で、元々この程度の配慮は一般社会人として当たり前なのでは?と思ってしまうような程度のように感じました。
また、当たり前なのでは?と感じる「合理的配慮」についても、努力義務に過ぎず、この法律で何がしたいのかがどうしても感じ取れませんでした。
「不当な差別的取扱いの禁止」についても、抽象的で当たり前の事をわざわざ法律に制定していて、何かしっくり来なかった印象があります。
また、障害者に対する差別の禁止は「障害者基本法」でも述べているので、この内容であれば、わざわざ「障害者差別解消法」を制定しなくても、「障害者基本法」の改正で良いようにも思えました。
私の不勉強かもしれませんので、もう少し「障害者差別解消法」の意図について、深堀りをしていかなければならないと感じました。

八王子市の介護経営に強い社労士(社会保険労務士)よしざわ社労士・社会福祉士事務所 吉澤 努