10月2日金曜日、八王子市役所委員会室において、第3回八王子市高齢者あんしん相談センター運営部会が開催され、市民委員として出席いたしました。
 今回の運営部会で最も時間が割かれたのが、「介護予防・日常生活支援総合事業」の実施内容についてでした。
 皆さまご存知のように、「介護予防・日常生活支援総合事業」は改正介護保険法の目玉です。
 八王子市も平成28年3月から、いよいよ「介護予防・日常生活支援総合事業」が始まります。
肝心な報酬額については、まだ詳細を詰めているところのようであり、具体的な発表はありませんでしたが、八王子市が考えている「介護予防・日常生活支援総合事業」の概要は伺う事が出来ました。
 「介護予防・日常生活支援総合事業」は日本全体としてもまだまだ始まったばかりで、八王子市も「走りながら考える」というスタンスのように私は感じました。
 しかしながら、平成28年3月から「介護予防・日常生活支援総合事業」を開始する、という八王子市の判断は非常に賢明だったように思います。
 なぜならば、総合事業の早期自治体(平成27年度中に開始した自治体)は、前年実績に10%上乗せした額を2年間予算上限額に出来るからです。
 平成28年3月ならば、ギリギリ「平成27年度中」に該当し、なおかつ1年近くの間、先んじて総合事業を開始した他の自治体の動向を見ることが出来る、というメリットがあり、また平成27年度の前年実績というのは、報酬改定し大きくダウンした平成27年度ではなく、前年(平成26年度)の介護給付費に10%上乗せした額になるので、予算的に大きなメリットが得られます。
 思考錯誤のスタート時ですから、少しでも多くの予算を確保できるのは頼もしい限りです。
実際にどのような制度になっていくのか・・・。
 行政、介護事業者、被保険者みんなでこの制度を育てていかなければなりません。
 この制度に何をしてもらうか、ではなく、一人ひとりがこの制度にどのように貢献していくのか、という視点も必要かもしれません。

八王子市の介護経営に強い社労士(社会保険労務士)よしざわ社労士・社会福祉士事務所 吉澤 努